1話「けーおん」

2013年09月17日

この物語は、僕が甲南大学で過ごした4年間をありのままに語る物語だ。

もう卒業してから20年近い時間が過ぎたが、今でもあの頃の事は鮮明に覚えている。

ずいぶんとめちゃくちゃな四年間だったけど、本当におもしろおかしく過ごした。

誰が読むか、誰も読まないか、そんなことはわからないけど、とにかく書こうと思う。

甲南大学のことについて語る前に、その前段階としては、僕の高校時代のことから書く。


■フリーダムな高校

僕は生まれも育ちも兵庫県の尼崎だ。

高校は自宅から最も近く、そして当時は尼崎では一番頭の良かった、尼崎K高校に通っていた。

公立高校であるにも関わらず、私服もOKという、ずいぶんとユニークな高校だった。

高校時代の三年間は本当にまるで夢のような三年間だった。

何も考えずに、ただその日、その日を全力で、そしてふざけて生きていたように思う。

高校の三年間はとにかくバンドに夢中だった。

中学の時から高校に入ったら軽音楽部に入ってバンドを結成すると決めていた。

この軽音楽部では三年の時には部長も勤めて、やっていたバンドも校内一の人気バンドだったし、本当に楽しかった。

(つづく)


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Posted by elizbeth at 09:14Comments(0)